おはようございます。
昨日の新聞で京都大学研究チームがカンムリワシのすごい力を発見したとありました。興味深いのでシェアします。
カンムリワシは日本で石垣島と西表島だけに住んでる珍しいワシです。
よく電柱にとまっているのをみることができます、
実はこのカンムリワシがオオヒキガエルという1978年頃から八重山にやってきた強い毒を持つ外来種をたべても平気であることとその理由が発見されたそうです。
オオヒキガエル問題は前から問題視されていて注意喚起されてました。ヒアリみたいに海外からやってきた外来種で、八重山にやってきてしかもほっぺたのあたりから毒を出す毒ガエル(結構大きい)だというので指名手配犯みたいにポスターがアチラコチラに貼ってありました。
このオオヒキガエルにより島の貴重な生態系のバランスが崩されて、元々住んでいた生き物たちを絶滅させてしまうかもしれません。
しかし、猛毒を持つこのカエルをカンムリワシは食べてしまうそうです。びっくりしますね。研究チームはカンムリワシのある遺伝子に特別な変化が起きて毒が効かない体になっているそうです。
不思議なのが毒ガエルのいない西表島や外国のカンムリワシも同じ力を持っているそうです。毒に強い特別な力は数万年も前からもともと持っていたということになります。
まるでいつか毒カエルが現れるのを予期していたような凄い力です。
どちらかというともっさり飛ぶので今までカンムリワシにはどんくさいイメージがあったのですが、こんなにすごい能力があったなんて見直しました。
オオヒキガエルを食べてくれるので異常に増えてなにも対策ができないままだと思われていた時よりは安心できますが、そもそも外来種を入れてしまうのを避けることが、八重山の貴重な生態系を守ることになるので意識していきたいと思いました。
学びがあって良かったです。
おわり
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